書 名 | :ズリ山 |
副書名 | : |
著者名 | :渡辺 春雄 |
発行 | : |
出版地 | :福島県いわき市 |
出版年月 | :1990.6 |
価 格 | : |
ページ数 | :68p |
大きさ | :21cm |
抄 録 | : あとがき |
いわき市の内郷から炭礦が消えて二十数年、もう話す人もいません。坑夫の子に生れ、育ち、炭礦へ入社して、常磐製作所を五十五歳で定年退職した私も、来年は還暦。わずかに残っている万石の跡や、坑口の跡を見るたびに、自分の記憶に生きている炭礦の風景をすこしでも書きとどめておきたい。そんな気持が私にありました。(中略) | |
父を戦前の町田坑、兄を戦後の住吉一坑、二人の肉親を落盤事故で亡くしている私は、いま、私が生れる以前の炭礦を書いてみたい気持です。(以下略) | |
言 語 | :日本語 |
所 蔵 | :結城良一 ℡ 0246-43-2940 |
内 容 | :小説 |
備 考 | : |