いわき民報「常磐炭田鉱夫組合血戦実録 地底の夜明け」他

8月26日 「いわき民報」にいわきの炭鉱労働者運動の原点である「高原浅市」の記録が本に・・・という見出しで元書記長の菅野勝雄さんが30年来の願いであった「常磐炭田鉱夫組合血戦実録 地底の夜明け」が発刊された事が掲載されております。「いわき地方の炭鉱の労働運動の原点が詰まっている貴重な財産。後世に伝えたいという私の意図が通じ、感無量」と菅野さんの感想も載っております。定価は2,000円で市内の主要書店にあるそうです。
同じく8月25日「いわき民報」に内郷ふるさと振興協議会で募集している「炭鉱(ヤマ)の案内人」に高田邦男さんが応募された事が載っております。高田さんは常磐炭田関係の仕事に長くお勤めしておりましたが、現役引退後「自身を育ててくれた産炭地域に恩返しをしたい」との思いで多くの人に炭田のことを伝えたいと話されております。
8月24日の「いわき民報」には元常磐炭砿の社員であった中田信夫さんが石炭化石館で8月8日に実施した講演会「常磐炭田と常磐炭砿」について掲載されております。中田さんは炭鉱で尽力した労働者の姿や事故を語りながら「坑内で支えていた人の姿を知らなければ」と、働いていた人々を見つめることで理解が深まると示唆しました。