(補足) 5月10日

(補足) 5月10日
その後 美術館の方から伺った内容を 記載します。
『主な出品作家』は 次のような方々だそうです。
(画家)
伊藤和子、稲川敏之、菊地正男、熊坂太郎、金野新一、鈴木新夫、竹谷富士雄、鳥
居敏文、中谷泰、中山章、古川昌弘、向井潤吉、吉井忠、若松光一郎
(彫刻家)
佐藤忠良、西常雄、松浦良
(写真家)
上遠野良夫、宍戸ハルミ、鈴木清、丹野清志、萩原義弘、真木隆四郎

『開催の主旨』については 
「炭鉱は、そこで働く人をはじめ、地元の画家、写真家らによって身近な現実として
描かれ撮影されたばかりでなく、1956年には中谷泰、佐藤忠良ら中央で活躍する美術
家のグループによって描写の対象として取り上げられ、雑誌『アトリエ臨時増刊号』
で「新しいリアリズム」の特集が組まれたこともあった。
今回の展覧会では、常磐の炭鉱に関係のある絵画、彫刻、写真などを約300点展示
し、それぞれの立場から炭鉱の現実に真摯に向き合った画家や写真家らが、炭鉱をど
のように捉え、何を表現しようとしたかを探って行く。
彼らによって多様に表現された作品の各一面と向き合っていくことは、常磐の炭鉱に
ついての考えを深めるきっかけにもなることだろう。」
と云っておられました。

いわき市立美術館で開催中の『常磐炭田と美術』展には出展作品の他、炭鉱に関する出版物やマップ等も展示されております。中には購入出来るものもありますので一度見てみたら如何でしょうか?又、『常磐炭田と美術』展のカタログも大変立派なものです。