交流企画展「炭鉱(ヤマ)のあるマチ」

*交流企画展「炭鉱(ヤマ)のあるマチ」はいわき市石炭・化石館「ほるる」で22年12月18日~23年2月13日に開催予定ですが、その事前交流会を8月30日に「ほるる」で実施いたします。肩のこらないミニシンポジウム形式で各炭田の生の情報が聞けますので参加してみては如何でしょうか。時間は13時30分~16時30分、参加無料です。問い合わせは常磐炭田史研究会 野木さんまで 0246(26)0228
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 *平成22年7月10日(土)に早稲田社会学会大会シンポジウムが東京の戸山キャンパスで開催されました。「旧産炭地の現在-常磐・空知・ウェールズの比較から-」と題し、プログラムは以下の通りです。
1.「石炭産業の衰退と地域:常磐炭砿を事例としたライフコース研究とその社会学的意義」嶋崎尚子(早稲田大学)
2.「炭鉱遺産を手がかりにした空知産炭地域の再生-経緯・政策・実践-」吉岡宏高(NPO炭鉱の記憶推進事業団・札幌国際大学)
3.「The Rise and Fall of Coal in Comparative Perspective: Thoughts on South Wales and Japan」Chris Williams(Swansea University)…「比較研究の視点からみた石炭の盛衰:南ウェールズと日本についての考察」クリスウィリアムズ(スゥオンジ-大学)

 これに先立ち7月8日にスゥオンジ-大学関係者4名と早稲田、大正、首都大学の関係者4名と通訳がかつての産炭地「いわき」を訪問しました。
 ウェールズ地区も炭鉱閉山後、地域再生が中々うまくいかず、同じ産炭地で産業転換が比較的うまくいった当いわき地方の現状視察の意味もあったそうです。常磐炭田史研究会といわきヘリテージ・ツーリズム協議会が現地案内など対応しました。
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*福島県提供のテレビ番組「うつくしま情報局(福島テレビ)」で9月12日(日)9:45~10:00、炭田関連の放送があります。タイトル「激動の時代を生きた二人~安積艮斎と片寄平蔵~」
 黒船の来航と深い関わりを持つ安積艮斎と片寄平蔵。幕末に次の時代を担う多くの人材を育てた安積艮斎。そして常磐炭田の発展に大きく貢献した片寄平蔵。幕末から明治、時代に大きな影響を与え、共に没後150年を迎えた二人の足跡を追う。…だそうです。